院長コラム1「顎関節症が生活におよぼす影響」
顎関節症は顎だけの病気ではありません
顎関節症を軽視しないでください
顎関節症というと「顎の病気か」と思う方がいますが、顎関節症は顎だけの病気ではありません。顎関節症になると顎やその周辺に違和感や痛みがあらわれますが、別段生活に支障をきたすわけでもないため放置してしまう人が大半です。しかし、この放置がいけません。強く痛むようになると、口の開け閉めがしづらくなって食事や会話が不便になり、やがて顔が歪んできてしまうこともあります。
顔が歪むと体も歪むんでいくんです
顔が歪むと、口角や目じりの高さが左右でズレたりして、他人から見ても違和感のある状態になってしまいます。さらに放置すると、顎の骨が変形し、顎を動かすごとに歪みがひどくなり、治療でも簡単に治らない状況に追い込まれてしまいます。
さらに、顔の歪みは全身の歪みにもつながります。筋肉や骨格に影響がおよぶと、頭痛や肩こり、耳鳴り、めまい、精神の不安定、睡眠障害といった症状が出ることもあります。繰り返しますが、「顎関節症」は顎だけの病気ではありません。悪影響が全身におよぶので、やはり早めの治療が肝要です。
顎に違和感や痛みを覚える方は、お仕事や家事などに支障が出る前に当院までご相談ください。早めに治療を受ければ、それだけ治りも早くなりますよ。